沖縄県によりますと、30日午後0時20分ごろ、アメリカ軍普天間基地に所属する海兵隊のAH1攻撃ヘリコプターが、座間味村の慶良間空港に緊急着陸しました。
空港事務所の職員が乗組員に確認したところ、原因はエンジンの不調で、けが人はいないということです。
沖縄の海兵隊はNHKの取材に対し「訓練飛行中に警告灯が点灯したので予防着陸した」と回答しています。
午後2時すぎにNHKのヘリコプターから撮影した映像では、着陸したAH1攻撃ヘリコプターの機体に大きな損傷などは確認できませんでした。また乗組員とみられる2人が機体を確認する様子も見られました。
慶良間空港は、沖縄本島の那覇市から西に40キロほど離れた外地島にあり、現在、航空会社が運航する定期便はありません。
沖縄県や沖縄防衛局が、詳しい状況の確認を進めています。