アメリカ軍は岩国基地の海軍の部隊に、CMV22オスプレイや最新鋭のステルス戦闘機F35Cを国内で初めてことし後半に配備する計画を明らかにしていて、地元の岩国市長が27日に容認する考えを表明しています。
これについて村岡知事は29日、記者会見を開き、地元や周辺自治体の意向を踏まえるとしたうえで「基地周辺住民の生活環境に大きな影響を与えるものではない」として計画に理解を示しました。
国に対しては、これまでも安全対策を重ねて訴えてきたとして「引き続きさまざまな機会を通じて、安全の確保や騒音対策などを求めていく」と述べました。
配備計画については28日、基地周辺の和木町や周防大島町も、理解や容認の意向を表明しています。