この取り組みは、根室振興局が3年前から進めているプロジェクトの一環です。
7月30日には根室地方の6つの高校の生徒、合わせて17人が標津町に集まり、小中学生向けのクイズの作成に取り組みました。
高校生たちは歴史や自然、それに地理とテーマごとにグループに分かれて、お互いに持ち寄ったクイズを紹介し、小中学生が興味を引くかどうかや、難しすぎないかといった点を検討しました。
その結果、北方領土はなぜ1年を通じて気温が低いのかとか、どんな産業が盛んだったかなど、6つのクイズが選ばれました。
高校生たちは今後、子どもたちへの見せ方などをさらに工夫し、来年度以降、小中学校での出前講座で活用する計画です。
根室高校2年の男子生徒は「しっかり意見を出し合って考えも深められたのでよかった。自分たちが作ったクイズで北方領土に興味を持つ人が少しでも増えるとうれしいです」と話していました。