警察によりますと11日午前8時ごろ、茨城県鉾田市の海岸で、茨城県かすみがうら市に住む55歳の男性といずれも未就学の、男性の子ども2人、さらに、男性の友人2人の合わせて5人で海水浴をしていたところ子ども2人が溺れて沖に流されました。
男性と友人たちが救助に向かい子どもは2人とも助けられましたが、その後、男性が流されて行方がわかなくなっていて、警察は消防や海上保安庁とともに捜索を行っています。
また、子どもにはけがはなかったということです。
警察によりますと男性が流されたのは「ヘッドランド」と呼ばれる波によって海岸が浸食されるのを防ぐために作られた人工の岬の近くで、岸から沖に向かう「離岸流」と呼ばれる強い流れが発生しやすいとされて危険なためふだんから立ち入り禁止になっている場所です。
また、北上する台風5号の影響で茨城県の沿岸全域には波浪注意報が出されていて、通常より波の高い状態が続いているということです。