防災講座は徳島市中心部で活動する自主防災組織と徳島県国際交流協会が開いたもので、中国人やアメリカ人など市内在住を中心におよそ20人が参加しました。
講座では国際交流協会の担当者が今月8日に宮崎県で震度6弱の揺れを観測し、南海トラフの巨大地震への注意を呼びかける臨時情報が出されていることをフリップを使いながら日本語で説明しました。
その上で、地震への備えを改めて確認することや津波が来た場合にはすぐに高いところに避難することなど、イラストや地図を使いながら呼びかけました。
参加したインド人の女性は「地震は経験したことがなく、臨時情報が出てびっくりした。何をしたらいいのか分からなかったので、勉強になった」と話していました。
また、アメリカ人の女性は「臨時情報が出たときは怖いと思った。きのう水と懐中電灯などを買った」と話していました。
このあと会場では地元の踊り手グループが阿波踊りを披露し、参加者たちはスマートフォンで撮影したり、大きな拍手を送ったりして、一足早く地域の人たちと一緒に阿波おどりの雰囲気を楽しんでいました。