角田騎手は滋賀県出身の21歳。
父が日本ダービーなどG1レースを10勝した元騎手の調教師で、兄も騎手という競馬一家で育ちました。
おととし、JRAの騎手としてデビューし、去年3月にはG3のレースに勝って初めて重賞を制するなど、通算の勝利数を90勝に伸ばし期待の若手として注目されていました。
JRAによりますと9日、家族から角田騎手が亡くなったという連絡を受けたということです。
家族の意向で亡くなった詳しい状況については明らかにしていません。
角田騎手は今月1日の夜、北海道の函館競馬場で「花火を見るため」だとして、自らが運転する車でコースに侵入し芝を損傷させたとして、今月3日から騎乗停止処分を受けていました。