台風5号について、気象庁と国土交通省は10日午後2時から合同で記者会見を開き、今後の見通しや警戒点を説明しました。
この中で、気象庁の立原秀一 主任予報官は「東北では24時間に降る雨の量が多いところで300ミリと予想されるほか、総雨量が平年の8月1か月分を超えるおそれがある。東北では8月平年1か月がおよそ150ミリから250ミリなので、24時間に300ミリという降水量の予想にはかなりの危機感を持っている」と述べました。
その上で、東北を中心に北日本から東日本にかけて土砂災害や川の増水、氾濫、低い土地の浸水に厳重に警戒するよう呼びかけました。