取り組みは、夏休み中の子どもたちに家庭のほかにも安心して過ごせる場所を作ろうと、大学生を中心としたボランティア団体が地元の信用金庫の協力を得て去年から始めました。
7日は川越市脇田本町の信用金庫の会議室で小学4年生から高校2年生までの15人が参加しました。
子どもたちは算数の計算問題や英語などの夏休みの宿題を大学生から一つ一つ丁寧に教わっていました。
また、水とお湯をそれぞれコップに注ぎ、塩やミョウバンを少しずつ入れて水の温度によって物質の溶ける量が異なることを確認するなど、自由研究にも取り組んでいました。
去年も参加したという高校2年生の女の子は「優しく教えてくれて、勉強がはかどります。進路のことも気軽に相談できて心が穏やかに過ごせる自分の居場所になっています」と話していました。
ボランティア団体「チアアップ彩たま」の代表の浦松晶さんは「学生ならではの視点で活動をしているので、子どもたちに参加してもらえるとうれしいです」と話していました。
この取り組みは8月21日から23日の間も行われます。