警察によりますと、17日午前11時前、南魚沼市にある中ノ岳で、70代の男性が登山道から200メートルほど滑落したと一緒に登山をしていた男性から通報がありました。
中ノ岳は標高が2000メートル余りあり、通報では滑落した男性は8合目から9号目付近で頭から血を流して倒れていて、意識がないということです。
2人は都内から中ノ岳を訪れ、16日から登山をしていて、山頂近くで1泊し、下山の途中だったということです。
現場周辺は悪天候でヘリによる救助ができないため警察と消防あわせて11人が救助に向かいましたが、天候が悪化したため17日の救助活動を打ち切り、18日天候の回復を待って再開することにしています。