サル痘から名称変更された「エムポックス」は、発熱や発疹などの症状が現れるウイルス性の感染症で、アフリカ中部のコンゴ民主共和国を中心に感染が拡大しているほか、スウェーデンでも確認されています。
政府は、WHO=世界保健機関が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言したことを受けて、16日、関係省庁の局長級でつくる対策会議を持ち回りで開きました。
会議では、アフリカなどでの感染情報を共有した上で、今後も情報収集を進め、必要に応じて国民への注意喚起を行うとともに、国内で感染が確認された場合に備えて、検査や患者の受け入れ体制を十分に活用できるか確認することになりました。