厚生労働省によりますと8月11日までの1週間に全国およそ5000の医療機関から報告された新型コロナの患者数は、前の週から1万6491人減って4万9208人となりました。
また、1つの医療機関当たりの平均の患者数は10.48人で前の週より2.81人減少しました。
新型コロナの患者数はことし5月以降、増加傾向が続いていましたが、先週の発表で3か月ぶりに減少に転じ、今回は2週連続の減少となりました。
都道府県別では多い順に
▽佐賀県が19.59人
▽長崎県が17.42人
▽岐阜県が14.78人
▽石川県が14.15人
▽愛媛県が13.88人
などとなっていますが、42の都府県で前の週より減少しています。
8月11日までの1週間に、全国およそ500の医療機関から報告された新たに入院した患者の数は4192人で、前の週と比べて398人の減少でした。
一方で、例年、お盆明け以降に感染が再び拡大する傾向にあることから、厚生労働省は引き続き感染対策に注意するよう呼びかけています。