逮捕されたのは、いずれもタイ国籍で茨城県筑西市に住むウィリアパオ ピアポン容疑者(41)ら4人です。
警視庁によりますと、ことし6月17日午前1時ごろ、群馬県嬬恋村にある太陽光発電施設から、銅線ケーブルおよそ160メートル、時価およそ7万円相当を盗んだ疑いが持たれています。
4人は金網のフェンスを倒して発電施設に侵入したあと、銅線ケーブルを工具で切断して盗み出したとみられ、発電量が減っていることに気付いた施設の管理者が警察に届け出ていたということです。
調べに対し、1人は黙秘しているということですが、3人は容疑を認め「盗みのために仲間と車で何度も森や山に行った。1回につき1人5万円ほどのもうけがあり、生活費や母国への送金にあてていた」などと供述しているということです。
警視庁は4人が関東など1都7県の太陽光発電施設で、30件以上の盗みを繰り返していたとみて、捜査を進めています。