12日午後9時半ごろ、川崎市幸区の県営団地の4階の部屋でこの部屋に住む男性が窓越しに火が見えたことから外に出たところ、部屋の前の通路に置いてあった段ボールが燃えているのを見つけました。
警察によりますと、川崎市幸区ではこのほかにも11日の午後9時すぎから12日午前1時20分すぎにかけての4時間ほどの間に、緑道で袋や雑草が焼けたり、木製のベンチが焼けたりしたほか、ごみ集積場の防鳥ネットが焼けるなど不審火が4件立て続けに起きたということです。
12日夜の不審火を含めた5件でけが人は出ていませんが、半径550メートルほどの範囲のいずれも火の気がないところで集中して起きていることから、警察は出火原因を調べるとともに連続放火の疑いもあるとみて関連を調べています。
現場はJR川崎駅から北におよそ1キロほどの住宅などが建ち並ぶ場所です。