第11管区海上保安本部によりますと、7日午後4時すぎから尖閣諸島の魚釣島の沖合で中国海警局の船4隻が相次いで領海に侵入しました。
4隻はおよそ1時間半にわたって領海内を航行し午後6時ごろまでにいずれも領海を出ました。
海上保安本部は、再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。
海上保安本部によりますと、4隻はいずれも砲らしきものを搭載していて、これは、ことし6月7日に初めて確認されて以降、今回で3度目だということです。
尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が日本の領海に侵入するのが確認されたのは、先月16日以来で、ことしに入って29件目です。