久喜市菖蒲町と桶川市、それに伊奈町で住宅や倉庫などが焼け1人がけがをした9件の連続不審火では、大熊文男容疑者(61)が5日、久喜市で倉庫を全焼させたとして非現住建造物等放火の疑いで逮捕され、7日検察に送られました。
容疑者は6日未明に任意同行された際、自転車のかごにマッチ箱を入れていて、捜査関係者によりますと、容疑者の自宅の捜索で同じ種類の複数のマッチ箱が押収されたということです。
調べに対し「午前0時ごろに起床する生活を送っていた。生活でたまったストレスを解消するために自転車で周辺を回っていた」という趣旨の供述をしているということですが、放火の疑いについては「全く身に覚えがない」と容疑を否認しているということです。
警察は火をつけた手段についてさらに詳しく調べるとともに一連の不審火との関連も捜査しています。