日本時間の19日に発生したシステム障害の影響はヨーロッパやアジア、アメリカの空港に広がったほか中東などの医療機関、イギリスのテレビ局の放送など、幅広い分野に広がりました。
アメリカの有力紙、ウォール・ストリート・ジャーナルは、現地の19日の夕方までに世界で4600便以上が欠航し、およそ4万1000便に遅れが出たと伝えています。
今回の障害は、アメリカの情報セキュリティー会社、「クラウドストライク」のソフトウエア「ファルコン」のアップデートにともない、マイクロソフトの基本ソフト、ウィンドウズを搭載したパソコンで起きたと伝えられています。