19日午前9時半ごろ、石狩市新港中央2丁目にある「石狩新港バイオマス発電所」の従業員から「施設で爆発があり、煙が見える」と消防に通報がありました。
消防車など7台が出て消火活動に当たり、火はおよそ2時間40分後に消し止められましたが、警察によりますと、作業員の50代の男性1人が手や足にやけどをして病院に搬送されました。
爆発は、木くずから作った燃料の「ペレット」を貯蔵する建物で起きたとみられ、NHKがヘリコプターで撮影した映像では、屋根が吹き飛び、大きく壊れている様子が確認できます。
発電所を運営する「石狩バイオエナジー合同会社」によりますと、ペレットを地下の貯留槽に搬入していたところ突然、爆発が起きたということです。
現場は、石狩湾の海沿いで発電所などが建ち並ぶ場所で、警察や消防が事故の詳しい状況を調べています。