去年12月6日、宮崎市の大淀川の河口付近で船長と釣り客、合わせて6人が乗った遊漁船が転覆し、当時55歳の船長と客の64歳の男性が死亡し、客3人がけがをしました。
宮崎海上保安部は、乗船客や事故を目撃した人からの聞き取りなどの結果、船長が前方に大きなうねりがあるのを認識しながら安全な針路へ変更せず、低速で河口に近づき船を転覆させたなどとして、13日に業務上過失致死傷の疑いで容疑者死亡のまま書類送検しました。
海上保安部によりますと当時、遊漁船は宮崎港の沖合での釣りを終えて、大淀川を通るルートで港に戻ろうとしたところ転覆事故を起こしたということです。