普天間基地の移設先となっている名護市辺野古では、埋め立て予定地に隣接するアメリカ軍キャンプシュワブの国道沿いにある専用ゲートから工事車両が出はいりしていました。
専用ゲートの国道を挟んだ向かい側では、移設に反対する人たちがテントを設けて、車両が入るのを阻止しようと座り込みを行うなど長年、抗議活動の拠点になっています。
一方、中に入れない車両が道路に列を作りたびたび渋滞が起きていて、名護市が国に対応を求めていました。
こうした中、国は、11日から、これまで使っていた専用ゲートを閉鎖し、およそ700メートル北側にある新しいゲートを工事車両の出入り口として使い始めました。