都によりますと、今月16日に八王子児童相談所の職員が出張から帰宅した際、手帳がなくなっていることに気付いたということです。
手帳には児童相談所で対応している子ども12人分の個人情報が記されていて、名前や電話番号、住所のほか、学校や家庭などでの状況がメモされていたということです。
都の児童相談所の内規では、出張先などで子どもの情報をメモする際には、専用のノートを使用したうえで、名前をイニシャルで表記することなどが決まっていますが、職員は守っていませんでした。
これまでに個人情報を悪用した被害は確認されておらず、都は保護者などに謝罪するとともに、児童相談所の職員に対し個人情報の管理を徹底するよう改めて指示したということです。