消防によりますと、18日午後6時過ぎ、北九州市若松区で「産業廃棄物の処理施設から大量の黒煙が発生している」と複数の通報がありました。
消防車など10台以上が出て消火活動にあたっていますが、通報からおよそ2時間半が経過した午後8時半の時点でも、火の勢いは衰えていません。
現場付近は工場が建ち並ぶ地域で、警察と消防によりますと、いまのところけが人の情報はないということです。
警察によりますと、火災が起きているのは「アールジェイ商事」という産業廃棄物の処理を行う会社で、敷地内にある金属などのスクラップが燃えているとみられるということです。
警察によりますと、この会社では、18日午後5時40分ごろまで従業員が勤務していたということですが、通報があった午後6時すぎには会社に人はいなかったということです。
現場では消防が消火活動を続けるとともに、警察が周辺の道路の交通規制を行っています。